こじま的な記録

札幌のとある大学生

クロスカントリースキーとは何か

僕は4年間大学の体育会スキー部でクロスカントリースキーという競技をやってきた。耳慣れないスポーツだと思うので、少し競技の説明をしたい。

特徴

この競技の特徴は、斜面を下るアルペンスキーに対して、平地を進んだり、急な登りも登ることだ。
しばしば雪上のマラソンと比喩されるこの競技においては、登りのために板やストックは極限まで軽量化され、手足のように扱うことが求められる。

距離は種目によって異なるが、およそ2km〜30kmで、選手は短距離・中距離・長距離のすべてをこなさなくてはならない。
つまりマラソンと違い、短距離の筋肉を持ちながら、長距離の持久力が必要になる。

お分りいただけただろうか。クロスカントリースキーはこの世にあるスポーツの中でも極めて過酷・ドM競技で、レース後に全員が倒れこむほどなのだ。
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こんなところである。肺はヒーヒーし、筋肉は悲鳴をあげる。寒さで鼻水は出っ放しだが、身体は汗をかき、文字通りぐちゃぐちゃになる。

道具

コース中に平地や登りの多いクロスカントリースキーでは、使用する用具にも特徴がある。

板の幅はアルペンスキーの約半分で、金属のエッジが付いていないため非常に軽くしなやかなつくりになっている。
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また、スキーと靴はつま先のみが固定され、踵が固定されていない。かかとが上がることにより、平地や登りにおいても、スピーディーに滑ることができる。

ポール(ストック)は肩の高さ近くまである長いものを使う。これはポールで雪面を押す力も大きな推進力になるためである。選手は足だけでなく、腕も使って全身でスピードを出すことが求められる。

軽くてしなやかであることは同時に頑丈ではないことを意味する。そのため、板やストックを折り絶望する選手も少なくない(昨日8万の板を折った後輩の彼は大丈夫だろうか)。


あざした。